葬儀の会計のポイント
葬儀の会計のポイントとしてまず挙げられるのは、会計係になったのであればどのような場合であっても他の役割との兼務はしないことです。葬儀の際に人手が足りなくなってしまったりすると、いくつかの役割を同時に請け負ったり、交代で行うことでまかなったりしますが、会計の場合は他の人に任せたり目を離したりすることで後々金銭的なトラブルになってしまう事が考えられますから、注意すべきです。
また、受付係との連携も非常に重要なカギとなります。まずは受付担当の方々に挨拶に行き、協力してもらえるようお願いしましょう。その時、先にも上げた通り自分の与えられた役割の身に集中・専念できるような状態を作りたいということも伝えておきます。そうすると、受付係の人たちが気を利かせてくれます。香典を受け取ったら受付に溜めて置いておくのではなく、受け取り次第、すぐに自分のもとへ持って来てくれるようお願いすることもポイントです。そうすれば安心して作業を行っていくことが出来ます。
葬儀は運営者同士の協力が不可欠
葬儀は故人を偲ぶ場ではありますが、親族間でのトラブルも多いのが現実です。1番多いのが相続に関する事の様に、金銭が絡む所にはつきものとなっています。しかし喪主が1人で全て決めれる程甘くはなく、非常に負担は大きいので現実的に不可能です。そうしても運営者である親族同士の協力は不可欠と言えます。
葬儀では決める事は多いのです。風習や価値観によっても違いが生まれます。互いの意見が反発すると短期間で多くの事を手配しないといけない葬儀では運営は不可能になります。それでも決める事は決めないといけないのですが、意見の対立により進まない事は多いです。親族を取りまとめる存在がいない場合がこの様なトラブルが多いです。
葬儀は喪主や代表者が1人で行う者ではありません。写真を選ぶ事1つでも各々意見があります。互いが協力し合わないと故人を送り出せない現状を理解し、互いに歩み寄り故人にとって最善の事を選択する必要があります。協力し合う事を忘れてはいけません。