葬儀の受付のコツ
葬儀は故人やその遺族にとってとても大切なものです。
だからこそ、受付という役割を任されたら事前にその役割を全うする上で抑えておきたいコツについて知っておくことがポイントです。
まずは葬儀が行われる1時間前には会場に集合し、全員が集まったら顔合わせと責任者からの指示を受けます。
この時点で分からないことや確認したいことがあったら聞いておき、必要ならばきちんとメモしておくようにすれば安心です。
一通り挨拶や打ち合わせ等が終了したら、受付関係の用品を確認し、準備しておきます。
袋詰め作業をしなければいけないものがあるのであれば優先的にそちらを行い、袋詰めした品は渡しやすい場所に置いておきます。
ここできちんと準備しておけば後からバタバタしなくて済みますから、受付を行う人たちがよりやりやすい配置を考えながら各種用品をセッティングしておくことをおすすめします。
供花や供物が届いたら、それらは迅速に式場にお供えします。
後でいいやと放っておいてはいけません。
受け取ったらすぐに持っていき、決して後回しにしないよう注意が必要です。
これらの点に気を付ければ、滞りなく進むはずです。
基本的なこととして挨拶はしっかりと行い、終了後は再度責任者の指示に従うようにします。
葬儀当日のシミュレーションをしておくと当日に落ち着いて動けます!
葬儀当日にバタバタしないようにするためには、事前に葬儀当日のことをシミュレーションしておくことが必要となります。
落ち着いた動作を心掛けることで、その場に来た人たちや遺族が故人との別れの時間を静かに過ごすことが出来ますから、シミュレーションはとても大切です。
頭の中で行うことも出来ますが、出来れば同じような場所を設けて、当日と近い形で模擬することをおすすめします。
場所を用意することが出来ないという場合には、紙を用意して手順や動作・時間等について書き込んでいきながら、頭の中で念入りにシミュレーションを行いましょう。
この時、当日にスタッフとして動く人たちがなるべく集まって一緒に行うことで、より確かなものとすることが出来ます。
また、多くの人たちと行うことで自分一人では気が付けなかった疑問点や改善点等に気が付けるので、より完璧な状態で葬儀当日を迎えたいのであれば、集まれるメンバーは一緒に集るように心掛けると良いでしょう。